千里の道も一歩から。 美しく引き締まった身体を作るためのノウハウを始め、健康や美についてのマメ知識などを書いています。 他にも愛猫、映画、音楽など趣味の雑記もあります。
多重人格探偵サイコ
2006年02月25日 (土) | 編集 |
多重人格探偵サイコ11/大塚英志&田島昭宇/角川書店/609円
psycho
いつ大塚英志が「もうネタがないぞッ!!」とフェイドアウトしてしまうか、出版社から打ちきりになってしまうか、と危惧しつつも11巻は無事発刊されました。おめでとう。

11巻は1冊まるまる過去話。西園伸二が出ずっぱりなのは嬉しい限りですが、大江公彦を出してくるとはねぇ...。はぁぁ、またもや複雑にリンクする謎解き作戦ですか。実は、大江公彦とは小説版サイコの語り部なのだ。大塚氏の作品って表題作品を読むだけじゃ登場人物の繋がりや役割が判りませんからねぇ。面白く深く読みたければ、他のマンガや小説を買いなさいってコトですか? 商売上手なのか、表題作だけで全てを書ききれないのか。

プロファイリング、カニバリズム、多重人格、猟奇(快楽)殺人...。1巻が出た'97年なら持て囃されたキーワードでも、今となってはどうでしょうか。ワタシが思うに、このテーマはトマス・ハリスでとどめを刺すと思っているのでねぇ。それでも読んでいるのは、田島昭宇氏の絵と西園伸二が好きだからに他ならない。

だって、物語は迷走してますから。ここまで多くの謎をはらんで拡散した物語を果たして大塚氏は収束出来るのでしょうか? さすがに結末は用意しているんだろうけど、そこまで辿り着くかどうかですね。
他作品のように、展開途中で静かにフェイドアウトする可能性は大きい。

次巻はさすがに西園伸二出ないだろうなぁ。興味は半分以下に落ちるが、後任(?)のテトラ君に頑張って貰いましょう。完結はもちろん、マンガでお願いします。だって、大塚氏の小説ってくどくて説教臭くて苦手なんだもん(w